車で遠征するときには、ひとつCDを買ってBGMにしていきます。
調達先は近所のツタヤのレンタル落ちコーナーなので、最新のもの、というわけではないのですが、Perfume以外のCDを基本買わない自分には、それぐらいが丁度良いです。
先日の名古屋行きの時は、安室奈美恵の「_genic」を買いました。
僕に安室奈美恵のCDを聞きたい!と思わせたのは出発の日の朝に聞いたラジオ。
毎週流し聞きしているFMで
引退報道のあった安室奈美恵の代表曲は?という話題に、普段より熱く語ってるMC。
「このオッサン、いつもと熱量が違うな、、、」と思って聞いていたのですが、
後から調べたらその方、速水健朗氏は音楽ライターもしているということで、なるほどと納得。
この熱量の源泉は「怒」だなと感じました。
各種報道なりで、安室奈美恵の代表曲を売れた曲で紹介されるのが、気に入らないといった雰囲気。
もちろんCDが売れた順に並べれば90年代に発売された曲が上位にきます。CDが売れた時代ですし。
でも、彼的には、宇多田ヒカルの台頭、小室哲哉の退場といった日本の音楽市場が変化した中で、その壁を突破できた安室奈美恵の代表曲は2000年以降の曲でなければ意味がない!と語っていました。
(代表曲として2007年の 「Baby Don’t Cry」を流していた)
歌手として成功していた彼女が自分の歌唱スタイルを変えることには葛藤があったはず。それを乗り越えて稀代のアーティストとしての地位を確立した、、、
このラジオを聞いて、単純に「安室ちゃんカッケー!泣ける!」と感化され、CDが超絶欲しくなり、ツタヤに行ったというわけです。
(レンタル落ちでごめんなさい)
それからというもの、テレビで「キャンユーセレベー」を聞くと、
「フン、何もわかってないな、これだからニワカは」みたいな、とんでもないニワカっぷりを出してしまいます。
こういう人って、きっとヤマダ電機のせどり教材を買ったりして、情報を得ると
「フン、値札の見方がわかれば良いのか、簡単に稼げちゃうね」なんて言っちゃうわけですね。
あ、それは僕です。
情報を知るとそれだけで自分が変わった気がしてしまいますが、知った情報で何ができたか、どんな結果を出せたかでしか、人の価値は語れません。
「知識」は「経験」になるまで人には語れない。といったところでしょうか。
だから僕には安室ちゃんについて語る資格はまったくない。
でもリサイクルショップでのせどりの経験はあります。
知識だけじゃなく、それで稼いでいるという経験
「べらんめぇ! こちとら、これでメシ食ってんだ!」
そんなことを言える職人気質に、憧れて活動しています。
だから、「せどりは誰でも簡単に稼げる」って言葉が嫌い。
絶対に「簡単に」稼いだ人なんていないですよ。
実店舗であれ、電脳であれ、大量のリサーチは必要だし、
そもそも「せどり」を始めるって決めること、家族に話すこと、自分の時間を削ること、
どれもが「簡単」なわけがない。
でも「簡単」だと錯覚できることもあると思います。
キーワードは
「好きこそものの上手なれ」
安室ちゃんだって、それを体現しているから、ファンが付き支持されているのではないでしょうか。
自分がせどりでメシを食えているのも、「家具が好き」「家電が好き」っていう下地があったからなのは間違いないです。
だから、先日の仕入れでも入店5秒で利益見込み1万円の家具を見つけたりできるわけで。
せどりをするにも、現在「好き」っていえるものがある人は絶対に有利です。
それがなきゃ稼げないわけじゃないけど、楽しめるジャンルがあるほうが絶対長続きします。
せどりに限らず、何かを好きになる努力を、好きなものを続ける努力をしてほしいなって思います。
間違いなく、自分の力になります。
休みの日は何してるのですか?って聞かれると「店舗仕入れです」って答えちゃう変人の経験談ですが、毎日無駄に語っていきたいと思います!
それでは!
[メルマガ書いてます!登録お願いします!]
セドリズム-「せどり」を楽しむメルマガ(無料メールマガジン)
応援のクリックも、是非ぜひお願いします!